■ 簿記を取得する利点
では簿記の資格を取得すると、どのような利点があるのでしょうか。
一番は、就職・転職に有利に働くことでしょう。
3級は、持っていてもあまり意味はありませんが、
2級ともなれば履歴書に記載することで、企業の評価は上がります。
履歴書の資格取得欄が寂しい人にとっては、簿記を目指す利点は十分にあると思います。
また、大学や短大の中には、簿記取得を単位認定基準に採用しているところもあったり、
推薦入試に採用しているケースもあります。
そのため、大学や短大の単位取得と就職対策を兼ねて、
簿記を取得する学生も多いのです。
簿記は、行政書士や税理士といった士業と違って、
基本的に独立開業を目指すものではなく、仕事をする場所は主に企業内です。
経理部はもちろんのこと、他の部署でも簿記の知識は役立ちます。
経理部では…
簿記は必須。経費の精算や給料計算などに簿記の知識が必要です。
営業部では…
取引先の見積書を確認したり、コストの計算など。
管理部では…
取引先の経営状態を把握したり、報告書、キャッシュフロー計算書などの書類作成など。
仕事にも役立つうえ、さらに、社内での評価は確実に上がるので、
会社員にとって簿記は大きな武器になるでしょう。
また、独立開業している個人事業主にとっても、日々の帳簿を付ける際や決算書、
確定申告を作成する際に、簿記の知識が必要です。